県連トピックス

核兵器禁止条約採択8周年のつどい開催報告

  7月6日(日)10時から、被爆者や市民団体、長崎県生協連などで構成する「核兵器禁止条約の会・長崎」の主催で「核兵器禁止条約採択8周年のつどい」を開催しました。

 当日は、炎天下の中、平和公園の祈念像前ひろばにおいて約100名が集結しての開催となりました。

 司会は、ララコープの春田会長が務め、最初に、活水高等学校の生徒と長崎うたごえ協議会みなさまによる、平和の歌声でスタートし、その後、全員で黙祷を行いました。

 次に、各被爆者団体の代表者より、核保有国と日本の首脳たち(顔写真を掲げ)に対して“もの申す”「世界の指導者は被爆者の声を聞け!」というテーマで、他国への武力攻撃に対して、武力ではなく対話での解決を図ること、且つ、軍事行動の即停止を求めることなどを抗議しました。今回の対象国は、「米国のトランプ大統領」、「ロシアのプーチン大統領」、「イスラエルのネタニアフ首相」、「日本の石破総理」、「イギリスのスターマー首相」の5カ国でした。そして、今回の「つどい」のテーマでもある核兵器廃絶を強く訴えました。

 
司会のララコープ 春田会長   活水高校生と長崎歌ごえ協議会のみなさん
 
参加者全員で黙祷   各原爆被爆者団体の代表者
   
左から、被災協柿田事務局長、原爆遺族会本田会長、被災協田中会長
     
左から、原爆手帳友の会朝長会長、被爆者連絡協議会河野議長、
グリーンコープ生協 小林常任理事、MICHISHIRUBEのお二人

 その後、生協組合員を代表してグリーンコープ生協・長崎の小林常務理事より生協の平和の取組みと平和への思いを発表し、最後に若い世代が中心となって平和活動を行っている「MICHISHIRUBE」のお二人から、日本政府などに「核兵器禁止条約に加わることを訴え、紛争を暴力ではなく対話で解決するよう強く求める」と平和宣言アピール文を採択し、本日のつどいを終了しました。

 終了後、七夕の短冊に平和のメッセージを書いてもらい、笹に結んで各々が「世界平和」への願いを込めました。

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