県連トピックス

第30回九州ブロック生協・行政合同会議を開催しました

 今回のテーマは「誰ひとり取り残さない地域社会づくりの取り組み」として、10月11日(金)に第30回九州ブロック生協・行政合同会議を出島メッセの105会議室で開催いたしました。

 行政側からは、厚生労働省 消費生活協同組合業務室・佐藤室長補佐をはじめ、生協側からは、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄、各県からの生協担当主幹部局の役職員が出席し、日本生協連の方たちを含め合計33人が出席しました。

 司会進行は、長崎県生協連の野原専務がおこない、最初に主催者を代表して長崎県生協連の本田稔会長から、生協を取り巻く情勢および、今後の役割と課題、そして本日の会議が学び合い有意義になる旨の挨拶がありました。

 
司会の野原専務 本田会長挨拶
 
挨拶する県消費生活課立石課長 厚生労働省佐藤室長補佐

 その後、長崎県県民生活環境部 食品安全・消費生活課の立石課長から日頃より行政側の情報を消費者向けに届けていただいていることへのお礼と今後も連携を図っていきたいとのご挨拶がありました。次に、厚生労働省の佐藤室長補佐から生協の日頃からの社会貢献への感謝の言葉とこれからも組合員活動という強みを生かし取り組んでほしいとの期待を込めたご挨拶がありました。

 そして、出席者の中より4名の方から報告がありました。

 報告①は、日本生協連広報部の毎田部長から「全国の生協の事業概要」と被災地支援の取り組み、2025年の「国際協同組合年」について、そして第2期中期方針と2024年度重点方針など多岐にわたる報告がありました。

 報告②②は、長崎県民生活環境部 食品安全・消費生活課の淀川係長から食育をテーマに食育の推進取り組みと食をめぐる現状と課題、そして第4次長崎県食育推進計画などについての報告がありました。

 報告③は、グリーンコープ生協(長崎)から田代専務理事と山口室長の2名より「子どもの居場所開設に向けて」をテーマに、子どもの居場所の目的と意義と生活再生相談についての説明がありました。

 報告④は、生協ララコープの経営企画本部・総合企画部 浦岡統括マネジャーからララコープの21世紀のビジョンと背負子を使った配達、お買い物送迎、ララパーティー、地域ネットワークづくり、そしてフードバンク、子ども食堂についての報告がありました。

 それぞれに、中身が濃く、学習になる報告内容でした。

 
報告① 毎田部長 報告② 淀川係長
 
報告③ 田代専務と山口室長 報告④ 浦岡統括マネジャー
会場の出席者

 報告を受け、質疑応答の時間帯では、「食育ネットワークについて」、「子ども食堂に関すること」、「生活再生相談について」、「フードドライブ・フードバンク」への質問が出され、意見交換をおこないました。

 最後に、江藤九州地連議長から閉会の挨拶があり、現状は出生減少・高齢化の加速・人口減少‥危惧することが多い中ではあるけど、生協・行政間で日頃より連携を図りながら取り組みを進めていきたいとの締めの言葉があり、閉会としました。尚、次回は熊本県にて開催予定です。

 
閉会の挨拶 江藤九州地連議長 今回の出席者全員で集合写真

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