県連トピックス

核兵器禁止条約採択6周年のつどい(長崎被災協地下講堂にて開催)

 7月7日(金)長崎被災者協議会講堂において「核兵器禁止条約6周年のつどい」を開催いたしました。

 当日は、約90名の方たちが集まり、核兵器廃絶に向け気持ちを新たにしました。

 川野浩一共同代表は「2017年7月7日、被爆者にとって悲願であった核兵器禁止条約が採択され、核兵器が国際法によって違法となったが、世界で唯一の戦争被爆国である日本政府こそ核兵器の全面禁止の道筋を明らかにして前進させて欲しい」と挨拶がありました。

 
核兵器禁止条約の会・長崎 川野 浩一 共同代表 会場の様子

 その後、市民を代表してグリーンコープ長崎の石原理事より、夏の平和長崎自転車隊の取組みやウクライナのジャーナリストを招いた報告会について述べられ、最後に 「戦争も核兵器もない平和な世界をもざしてともに行動しましょう」と報告がありました。

グリーンコープ長崎の石原理事

 11時2分に全員で黙とうを捧げたあと、俳優の斎藤とも子さんより、長崎出身の詩人・福田須磨子さんの詩2編「亡き父母に」「原爆を作る人々に」の朗読が披露され、参加者は真剣な表情で聞き入っていました。

 俳優の斎藤とも子さん

 採択6周年つどいの最後に、長崎県生協連の髙木事務局長が「核兵器禁止条約は人類の希望です。核兵器が使われる可能性をなくすためには、核兵器禁止条約を広めて核兵器を廃絶するしかありません」「核兵器廃絶を願う人々が気持ちを一つにして取り組んで行けたらと考えています」とアピール文を力強く訴えて集会は終了しました。

長崎県生協連 髙木 事務局長

↑ページの先頭へ戻る