県連トピックス
第51回長崎県生協大会が開催されました。
11月16日(水)10時~12時15分 セントヒル長崎で第51回長崎県生協大会が開催されました。
昨年に引き続き新型コロナ感染症対策を考慮して会場は最小限の50名が参加、またサテライト会場などオンライン配信で19名の方が参加、合計69名の参加となりました。
会場内 | ララコープ サテライト会場 |
グリーンコープ長崎の石原理事の司会で進行、まず長崎県生活協同組合連合会会長 本田 稔より挨拶があり、その後各会員生協の30年永年勤続者の表が行われました。
司会 グリーンコープ石原理事 | 開会挨拶 本田会長 |
今年は30年永年勤続者が7名おられ、グリーンコープ生協長崎 西川 孝義さん、ララコープ 平野 順一さんに表彰状と記念品を授与され、西川さんより永年勤続表彰の挨拶がありました。
永年勤続表彰 グリーンコープ西川さん | 永年勤続表彰挨拶 グリーンコープ西川さん |
【1】第10回NPT再検討会議報告について
長崎県立大学佐世保大学院・松田 あすかさんにNPT再検討会議の報告がありました。ピースアクションinナガサキ 虹のひろばでも紹介された1982年第2回国連軍縮特別総会・山口 仙二さんの有名な演説全文についての説明がありました。
NPT再検討会議報告 松田さん |
【2】記念講演 「核兵器も戦争もない世界をめざして ―新しい運動を創ろう―」
今回は、長崎で被爆された日本原水爆被害者団体協議会の木戸 季市(すえいち)事務局長をお招きしました。木戸事務局長は国際会議の場で被爆者代表として講演され、世界に向けて核兵器の悲惨さや非人道性について訴えて来られました。
「核兵器廃絶は被爆者だけの問題でなく、若者をはじめ幅広い世代共通の国民運動にしなければならない」「核兵器が人類を滅ぼすか、人類が核兵器を無くすか」と強く主張されました。
記念講演 日本被団協 木戸事務局長 | 木戸事務局長 |
最後に長崎県生活協同組合連合会の石原副会長より閉会の挨拶で終了しました。
閉会挨拶 石原副会長 |
【参加者の声】
1、松田さんのNPT再検討会議の報告
- 画像、写真、コンパクトな文章がとても分かりやすく理解しやすかった。実際に肌で感じてきた経験は言葉では表せない位大きいものではないかと思います。この時の熱や感触をこれからの活動に発展させて欲しいと思いました。
- 松田さんのお話、とても良く分かりやすかったです。生協がNPT再検討会議に参加する意義!!考えたことがなかったので松田さん達の存在をとても頼もしく思いました。ご自身が平和活動に興味をもった、そもそものきっかけ等のお話も聞いてみたいです。日本と、市民レベルの平和に対する思いの違い、日本は本当にまだまだなのですね。声を上げることを大切にしたいです。
2、記念講演
- あっという間の時間でした。もっとお話を伺いたかったです。継承はすべての人に関わることなんだと改めて思いました。私たちが世界に存在し続けるためにもこの核兵器という問題への解決に向けて一歩一歩進まないといけないなと思いました。
- 幅広い視野、豊かな経験による木戸事務局長の語りは胸に響くものがありました。核が人間を滅ぼすか、人間が核をなくして守るのか、全ての人、世の中すべての人の課題という言葉を心に留めて平和について考えていきたいと思いました。
- 戦争犠牲受忍論という言葉を初めて聞いた。何だそれは というのが正直な感想、もっと勉強したい。「戦後、戦争によって一人の命も奪われてもいないし、奪ってもいない」このことの意味をもっと考えないといけない。今の社会情勢をみると特にそう思う。「被爆者がいなくなる」被爆者の運動から国民の運動へ一人一人が自分のこととして考えないといけない。
*参加者の皆様、ありがとうございました。