県連トピックス

2022ピースアクションinナガサキが開催されました

 2022年8月7日~8日に2022ピースアクションinナガサキが開催されました。今年もコロナ禍の影響で県外からの参加は呼びかけず、(虹のひろばは県内の方だけでの参加)オンラインで開催いたしました特設ポータルサイトを含め6436人の視聴、参加がありました。

8月7日(日)10時~ オンライン子ども平和会議 司会ララコープ井手会長

井手さん

 子ども平和会議とは「ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ」の一つの企画です。未来の担い手である子どもたちが「平和」について学び、仲間と語り合い、」考えて、平和への想いを自分たちの言葉で表現した「アピール文」を作り、翌日の虹のひろばで発表します。

 議長は広島から山口さん、森重さん、長崎から安元さん(活水高校)、堀さん(活水高校)が紹介され、ヒロシマ・ナガサキ合同で、全国から未来の担い手である子どもたちが集まり、「平和」について学び、考えました。

 全国から小中学生56人が参加し、安本さん(長崎)、堀さん(長崎)、山口さん(広島)、森重さん(広島)が議長を務め進めました。

 
中村さん 調さん

 広島出身も中村園美さんによるヒロシマの学習、そして調 仁美さんによるナガサキの学習を行いその後グループごとに分かれて「戦争や核兵器など、争いごとをなくすため私たちにできること」をテーマに話し合いグループでまとめたものを発表しました。グループ交流の内容をもとに、議長団がアピール文を作成して翌日の「虹のひろば」発表します。

8月7日(日)14時半~ 平和の紙芝居「じいちゃん その足どげんしたと」 三田村 静子さん

 
ララコープ玉城さん 三田村さん

司会ララコープ玉城理事

 小峰秀孝さんのお話を紙芝居にしてお話されました。小峰さんは4 才のとき、爆心地から1.5km離れた自宅近くの畑で被爆しました。 両手、両足、お腹を火傷し、足は3回手術を受けました。右足首は曲がらず、横歩きで小学校に通学しました。「腐れ足」「鳥の足」「ガネ」とあだ名され、いじめられました。真っ直ぐに歩けるようになったのは4年生の3学期であった。 「戦争や原爆の恐ろしさを次の世代に伝えていくことが被爆者の役目」と現在、語り部として活動し ています。

 三田村さん自身も被爆者でありご自身の被爆体験から、放射線は目に見えないし、匂いも形もない、だから怖い。いついつまでも被爆者の体の中に住みついています。もう二度と原爆はいりません。ノーモア長崎、ノーモア広島です。と話をされました。

【視聴者の感想】

視聴者数226人

8月7日(日)17時~ 山川 剛さんに聴く被爆の証言 司会ララコープ山部理事

 
ララコープ山部さん 山川さん

 山川さんは1945年8月9日、国民学校3年生、8歳の時に、爆心地から南に4.3kmの長崎市浪の平町の防空壕前でどろ遊びをしていた時に被爆。まっ白く輝いた光がピカッ!ときました。まわりの風景が一瞬消え、今までにない熱さを感じて何が起こったかわからずに防空壕に飛び込こみました。この熱線で顔の左にかるいやけどを負いました。その夜、見上げる空の半分くらいが真っ赤に染まっていました。36年間小学校の先生として勤務し、1997年に退職。2005年から2014年まで活水高校で「長崎平和学」を担当、希望を語りました。

 山川さんは4つの柱でお話をされました。1番目は山川さんが子どものころはどんな世の中だったのか。

 想ったことを口に出せなく、人間が人間を監視する世の中。学校が人の殺し方を教えた。

 2番目の柱はそういう世の中私はあの日を迎えました(被爆体験)。

 被爆当時の状況を説明。

 3番目の柱は今生き残っている被爆者の人として私は何を一番願っているか(被爆者の願い)。

 二度と被爆者をつくらない=核兵器ゼロ、核兵器は法律に違反する。

 4番目の柱はその被爆者の願いはかなえられるだろうか(実現可能か)

 そういうことは可能か。①コスタリカは軍隊を持たない国、国連加盟国に1割以上が軍隊を持たない国。②スイス,スウェーデンは軍隊を持っているが200年を超えて軍隊を使ったことがない、平和の仕組み、秘密がある。③核兵器は法律に違反する、核兵器禁止条約を育てていく。この3つが希望の証と話されました。

【視聴者の感想】

視聴者数148人

8月8日(月)10時~ 被爆体験記朗読会 永遠の会 黒板 美由紀さん 松尾 素子さん 司会ララコープ篠﨑理事

 
ララコープ篠﨑さん 永遠の会黒板さん(右)松尾さん(左)

 77年前8月9日午前11時2分 長崎に落とされた原子爆弾で何が起こったかを知ってもらうために、そして原爆に合われた被爆者の方々の平和に対する語り継ぐために朗読しています。

 今回は

原子爆弾について、原子爆弾の意エネルギーが威力被害、人に与える影響などについて
山里国民学校の子どもたちの作文集より
紙芝居「城山国民学校の物語」
原爆が炸裂した場所に近いところにあった山里国民学校、城山国民学校の2つの小学校のお話。山里国民学校の子どもたちは作文を残しており、その作文を紹介。城山国民学校は被爆後の様子が紙芝居になっていますので紹介。
谷口稜暉さんの被爆体験記―被爆により背中一面を真っ赤に焼かれた谷口さんの被爆体験記を紹介
【視聴者の感想】

視聴者数196人

8月8日(月)13時30分~ 2022ピースアクションinナガサキ虹のひろば 司会 NBC長崎放送古田さん

司会の古田さん

 今年のテーマは「戦争も核兵器ない平和な未来を ~被爆77年未来につなぐナガサキの心~」

 今年は3年ぶりにオンラインと会場に地元のみの観客を入れて開催となりました。

 まずは長崎原爆投下をはじめ戦災で亡くなられた方へ、追悼の意を表し心からご冥福をお祈りするため黙祷を捧げました。

最初に田上 富久 長崎市長来賓挨拶

田上長崎市長

 生協は平和とよりよい生活の為をスローガンに掲げ活動してこられたけれど、今ウクライナの情勢が流れて平和でないとよりよい生活が失われてしまう事を目の当たりにしています。ニューヨークの国連本部ではNPT再検討会議が開催されていますが、市民の皆さんが、市民の立場、市民の参画、市民の意見を持って核兵器の問題にかかわることがすごく大切なことだと改めて感じています。市民社会が諦めてはいけない、まさしく微力だけれど無力ではないという力を、みんなで諦めずにやり続けなければならないということを感じました。生協の平和への継続した活動が必ず大きな力になっていく、まさしく平和の文化であり、若い人たちに繋いでいく、こういう難しい情勢だからこそ市民社会の力が大切だという事、決してあきらめずに続けていこうということを皆さんとともに確認させていただいて感謝と仲間としてのご挨拶をいただきました。

松井 一實 広島市長来賓挨拶

松井広島市長

 今年もピースアクションinナガサキ虹のひろばの開催により、子どもたちをはじめとして、多くの方々に平和を考える機会を設けていただいていることに感謝を申し上げます。

 核兵器禁止条約が発効し、今年6月に第1回締約国会議が開催され、核兵器の非人道性が再確認されるなど、核兵器廃絶に向けた国際世論が大きくなっています。しかしながら世界にはいまだ12000発以上の核兵器が存在していることに加え、ウクライナ情勢が緊迫化し、核兵器使用のリスクが懸念されるなど核兵器をめぐる国際情勢は混迷の様相を呈しています。

 本日開催されるピースアクションinナガサキ虹のひろばは、子ども達をはじめとする多くの人々に平和の尊さを伝えることにより,核兵器のない世界を目指す市民社会の総意の形成をするものであり、大変心強く思っております。引き続き次代を担う皆様とともに核兵器廃絶とその先にある世界恒久平和の実現に向けて歩みを進めていくことをお誓いいたしますとご挨拶をいただきました。

日本生活協同組合連合会代表理事会長 土屋 敏夫 主催者挨拶

日生協土屋会長

 77年前8月9日長崎市上空に投下されました原子爆弾により、町は破壊され多くの尊い命が奪われました。私たち生協の仲間は、再び被爆者を作らない地球上から核兵器を無くしたいという戦争、被爆体験者からの想いを受け止め、核兵器廃絶そして平和な社会実現のために、ピースアクションとして様々な活動を繰り広げています。

 ロシアによるウクライナ侵攻は、多くの子供や市民の命と暮らしを踏みにじり、戦線の拡大と長期化の様相です。このような中、全国の生協ではウクライナ緊急人道支援募金を行い、10億円を超える募金が集まり、ユニセフを通じて現地で活用されています。

 今本当に平和の価値が問われています。これまでの核兵器廃絶の取り組みを逆戻りさせてはなりません。戦争がない、核兵器がない、そういった世界を実現さし次の世代につなげるために、私たちのできることをこの機会に共に考え、話し合いましょう。

 ピースアクションを通じて知った事、得た事、感じた事をどうか皆さんご自身のご家庭に、そして地域や生協にそして職場に持ち帰り伝えていきましょう。本日虹のひろばが、皆さん一人一人の次への繋がりになることを深く願いますとご挨拶いただきました。

瓊浦高等学校エイサー和太鼓同好会瓊琉會

 
瓊浦高校 瓊浦高校

 出演者総勢24名による和太鼓演奏 演題は「彩」。

 瓊浦高等学校エイサー和太鼓同好会には3年前に出演要請をしていましたがコロナ等で会場を確保できず出演中止、昨年は虹のひろば2日前に同校運動部が遠征した先でコロナに感染し、校外活動禁止となり出演中止。そして今年やっと念願の出演演奏が実現しましたので、皆さん生き生きと元気に演奏を披露してくれました。

【視聴者の感想】

長崎大学核兵器廃絶研究センター 中村 桂子 准教授

中村桂子准教授

 「NPT再検討会議現地報告 ~核なき世界への課題~ 」をニューヨークから中継で講演。

 NPTについてお話され2015年から最終文書の全会一致の採択がされず、条約の求心力が亡くなっていき、NPTにとってかなりダメージがある。でも希望はゼロではない、核を持っている国、持っていない国9の各国ともやっぱりNPTをだめにしたらダメと思っている。もう二度と核兵器で人類を傷つけてはならない。核兵器が一体人間に何をもたらすのかというのを他人の言葉ではなくなく、自分の言葉として語れる人々はベーアボックさんのように一人でも増えていけば、世界は変わっていくのではないか。こうして核保有国の壁をじわじわ壊していく、そういった動きというのは実際にあるということをお伝えします。

【視聴者の感想】

NPT参加の長崎県立大学 松田 あすかさん 長崎県生協連 野原 幸喜さん

 現地時間深夜1時45分から最新情報をニューヨークから伝えました。

 今回お二人は役割は、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の現地でのサポート、被爆の実相への理解を広げるお手伝い、現地での記録と日本社会への発言です。また日本被団協と同行して、核国政府や国連代表部への要請活動や面談、原爆展や各地での被爆の証言活動、NPT再検討会議へのNGOセッションでの和田事務局次長の発言応援、英国政府代表への要請、中満泉国連軍縮部上級代表を訪問、メキシコ政府代表と面談、日本政府代表小笠原一郎軍縮大使と面談、ドイツの青年たちへも証言、国連原爆展オープンセレモニー、NPT再検討会議等現地での日本被団協・生協の活動の様子を伝えていただきました。

(左)松田さん、(右)野原さん
【視聴者の感想】

生協の若手職員で作る平和企画検討会
二本生活協同組合連合会佐藤 成悟さん、広島県高校生協北村 遼一さん

 平和企画検討会とは?次世代に戦争や被爆の経験を継承するには若い世代の参加が重要。生協にとっても、人類にとっても非常に大事なテーマです。そこで広島、長崎、日本生協連の20~30代もしくは平和担当経験の浅い生協職員、組合員理事で企画を惟検討。若い世代も敷居を高く感じずに参加できるピースアクションを目指し企画を考えてきました。「気軽に参加できる身近な企画」「視覚的にわかりやすい企画」「一方的ではなく双方向の視点」。結果、①SNSでの発信、2022ピースアクションinヒロシマ・ナガサキのSNSアカウントを開設、2人1組で東湖内容を考え、平和をテーマとした発信を行いました。②平和(Peace)にちなんでピースサインの写真を広く募集し、それを何かしら一つの形にすることを目指し、組活ニュースやピースアクション特設サイト、SNSで募集しましたところ、たくさんの素晴らしい100枚近くの写真が送られてきました。

高校生平和大使

 代表の安野さん、川端さんより活動報告を、そして本日応援団として本田さん、戸村さん、本田 健介さん、山野さん、塚根さん、田中さん、中村さん、橋本さんが来られています。

 
安野さん 高校生平和大使

 私たちは高校生平和大使と高校生1万人署名実行委員会の活動は25年前に発足、200万筆以上の署名を欧州国連本部に届けています。しかしこの2年間は新型コロナウィルスの影響で私たちの活動が思うようにいかず、悔しい思いをすることも多くありました。そんな中で、自分たちにできることはないかと模索し、様々なことを行ってきました。例えば核兵器禁止条約の発効を受けて、2021年にはピースブックリレー、2022年にはピースソングリレーを自分たちの力で制作し動画にしました。この活動には被爆地の高校生だけでなく、全国の高校生が参加しています。そして海外の若者も参加しています。世界中に私たちの仲間がいるということは、私たち高校生の力は「微力だけど無力じゃない」、そして私たちの力でも、人々の意識を変えることはできるという思いを強めています。これからも私達高校生にできることを、毎日模索しながら、平和な世界そして核兵器廃絶を求めていきたいと思います。以上のように活動を報告されました。

子ども平和会議アピール文の発表

 議長団の安本さん(長崎)、堀さん(長崎)、山口さん(広島)、森重さん(広島)世よりアピール文が発表されました。

議長団

 平和な世界を実現するために、まずは、一人ひとりが平和について学び、考え、その考えを持ち寄って、互いの想いを聞くことが大切です。想いはそれぞれ違います。相手がどんな考えを持っているかを知ることで、初めて分かち合えます。

 現在、被爆者の高齢化が進んでおり、核兵器の恐ろしさについて、学ぶ機会が減ってきています。被爆者からのお話を直接聞くことができる私たちだからこそ、被爆体験や核兵器の恐ろしさを、後世に伝えていくために、映像などを残していくことも大切です。

 さらに、原爆の被害にあった物や建物からも、その恐ろしさを知ることができます。その例として、被爆ピアノがあります。被爆地と縁のないところでも、演奏を聞き、音楽を通して、より多くの人々が、平和について考えるきっかけになります。また、日本の漫画なら、核兵器の恐ろしさを世界の幅広い世代の人々に伝えることができるかもしれません。

 これからは、SNSを通じて海外の人たちとも交流することで、様々な視点から、核兵器に対する認識を深めることができるでしょう。そうすれば、世界中の人々に核兵器の恐ろしさが連鎖的につながり、核廃絶の声も広がるでしょう。だから、私たちは、世界中の人たちに、平和の大切さと核兵器の恐ろしさに関心を持ってもらうために、発信し続けていきます。

2022年8月7日 オンライン子ども平和会議参加者一同

長崎原爆被災者協議会 田中 重光 会長

田中会長

核兵器廃絶への想い

 77年前原爆投下によって、」長崎の街は廃墟と化し、人々は木の葉のように焼かれ、放射能は遺伝子を傷つけ、爆風に叩きつけられ、生き地獄を体験し、辛うじて助かった人々も言われなき偏見と差別、病気に苦しみ、子、孫にさえ、心と体に消せない傷跡を残しました。私の父は被爆翌日に遺体収容作業、母、兄、弟は、母の友人を訪ねていき入市被爆しました。父は12年後に肝臓がんで亡くなり、母も60歳を過ぎてからは毎年のように入退院を繰り返し、兄も肝臓がんで亡くなりました。私の妻は被爆2世です。20歳後半からは体調を崩し69歳で亡くなりました。孫の一人は横隔膜欠損で生まれ、肺を拡げる手術をしましたが、体温が30度にもならず、鳴き声を上げることもなく3日目に亡くなりました。

 平和公園の横に、長崎原子爆弾無縁死没者追悼祈念堂があります。その地下には生きた証、名前さえも消された8964柱の遺骨が眠っています。原爆は人間として死ぬことも、人間らしく生きることも許しません。核兵器は消滅だけを目的とした狂気の兵器です。人間と共存できない絶対悪の兵器なのです。アメリカと日本政府は、原爆被害を究明しないだけではなく隠し、被爆者を11年間も放置しました。私たち被爆者は、再び被爆者をつくるな!核兵器をなくせ!国に償いを!と日本原水爆被害者団体協議会を結成し、国民、市民団体の皆さんの後押しを受けて、原爆医療法、原爆措置法、国家補償ではありませんが、援護に関する法律の3つを作ることができました。また、海外へ被爆者を派遣し、被爆の実相を語り、核兵器の非人道性を訴え、ついに2021年1月核兵器禁止条約が発効、世界で初めて核兵器は不要との烙印が押され、先輩たちが心血を注いだ活動結実したのです。しかし、ロシアがウクライナに侵攻し、「核兵器の使用も」と威嚇し、世界に衝撃が走りました。戦争は破壊と命を奪い、憎悪を増幅させるだけです。今、人類は核戦争の瀬戸際に立たされています。今年は核兵器に関する重要な国際会議が開かれた年です。6月に核兵器禁止条約の第1回締結国会議が開催され、核兵器への支援や行動目標、ウィーン宣言が採択されました。今ニューヨークで開催されているNPT核不拡散再検討会議もその一つです。核保有国は2000年自国の核兵器の完全廃絶の明確な約束を確約しています。また2010年の再検討会議では、核兵器のない世界を達成し、維持するために必要な枠組みを確立する取り組みを行うと確約しています。この約束を履行する事です。また日本政府は核抑止論の呪縛を断ち切り、核兵器禁止条約に加盟し、リーダーシップをとることです。また憲法の問題です・戦場で、沖縄線で、広島、長崎で亡くなった人たちの物言わぬ遺言だと思っています。私たち被爆者は、この憲法に支えられて77年間生きてきました。しかし、安倍政権の中で憲法解釈が閣議決定され、憲法違反の安保法制が」成立して、日本は戦争できる国に代わりつつあります。この憲法を絶対改悪させてはなりません。戦争も核兵器もない、公正な世界を実現するため、被爆者は皆さんと共に、この国を人間の生命と暮らしを何より大切にし、広島、長崎の体験と憲法9条を持つ国に相応しい、歴史的、国際的な責任を果たすことのできる国にしていきたいと心から願っています。未来に向かってバトンを受け継ぎ、ご一緒に歩いてください。

被爆者歌う会「ひまわり」

 被爆者歌う会「ひまわり」は、歌を通して平和や核兵器を訴えようと平成16年に発足した合唱団です。平均年齢は80歳を超えており、毎年、長崎市の平和祈念式典でも合唱を披露されています。

 
ひまわり ひまわり

 1曲目の「もう二度と」は、毎年平和祈念式典歌ってきましたが今年の平和記念式典でひまわりが披露するのは最後となります。

 2曲目は「LOVE SONG-すべての悲しみの上に-」は、被爆者歌う会「ひまわり」と高校生1万人署名活動委員会、平和と音楽を愛する長崎市民有志で歌い収録した曲です。

【視聴者の感想】

長崎県生活協同組合連合会 会長 本田 稔 ご挨拶

本田会長

 全国の生協の皆様ピースアクションinナガサキを最後までご覧いただきありがとうございました。私たちはもう一度歴史から学び、二度と戦争に加担してはなりません。そして再び広島、長崎のような悲惨な原爆投下や、沖縄戦のような住民を巻き込んだ地上戦が繰り返すことのないよう、家庭からそして市民レベルの平和活動が重要と、今後ともなっていくという風に思います。

 県内外からの組合員については、残念ながら新型コロナウィルス感染症の影響で受け入れが整わず、3年連続オンラインでのご参加となっています。来年こそはコロナ禍が終息し、全国の組合員の皆様を長崎にお迎えし、お会いできることを楽しみにしています。

 本日は長間にわたりご参加いただき感謝し上げます。皆さんと共に今後も「長崎を最後の被爆地に」を合言葉に、核廃絶に向けた取り組みを確実進めていく事を確認し、ピースアクションinナガサキの閉会に際してのご挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。

オンライン参加342人、現地参加122人

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