県連トピックス

ウイーンへ届け 被爆地の声!パブリックビューイング

 6月19日、核兵器禁止条約の第1回締約国会議(6月21~23日)を目前に控え、開催地ウイーンと広島・長崎を結ぶオンライン会議「ウイーンへ届け 被爆地の声!」が開かれました。

 広島では原爆ドーム前から中継があり、原爆症に悩む被爆者の姿などが紹介されました。

 続いて長崎からは川野浩一さんらによる被爆の証言、故谷口稜曄さんのラストメッセージ、被爆体験者の岩永千代子さんから「原爆の被害に遭ったのに、国の定める被爆地のすぐ外側だったため被爆者と認定されない」など不十分な救済の実態が報告されました。

 最後に平和記念像前からの中継があり、「核兵器禁止条約に賛同する国が少しでも多く出てくること、核兵器廃絶に向けた具体的な工程を作ることが会議の役割」など第1回締約国会議への期待と核兵器廃絶を世界に向けて訴えました。

 
広島の被爆者・市民の皆さん (写真左) 川野 浩一さん、(中央)本田 魂さん
 
故 谷口 稜曄さん 岩永 千代子さん

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