県連トピックス
核拡散防止条約(NPT)再検討会議学習講演会が開催されました
今年ニューヨークで開催される核拡散防止条約(NPT)再検討会議の学習講演会が、ララコープ主催で2020年2月8日(土)11:00~12:30長崎市立図書館多目的ホールで開催され109名が参加、2020年2月9日(日)13:30~15:00アルカスSASEBO大会議室B・Cでも開催され75名が参加されました。
会場の参加者 | 会場の参加者 |
中村桂子准教授 |
長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)の中村桂子准教授による「核兵器をめぐる世界の動きと私たちにできること」をテーマにした講演会が開催されました。中村桂子准教授より、核兵器をめぐる世界の状況はどうなっているのか、「核兵器のない世界」に近づくために、世界の国々や人々はどのような努力をしているのか、私たちの課題は何だろうか、NPT(核不拡散条約)とは、核軍縮に向けた「人道アプローチ」の台頭、核兵器製造企業への投融資禁止を求める動きの高まり等の流れ、そして各なき世界への実現に希望をもつためには、事実(ファクト)を知ること、創造力を持つこと、そして世界は変えられること70分ほどの講演会はあっという間に過ぎてしまいました。
長崎原爆被災者協議会田中重光会長 |
次に、長崎原爆被災者協議会田中重光会長の「私の被爆定見と被爆者の願い」のお話がさえました。田中会長は4歳の時、爆心地から6キロ離れた時津村(現在も時津町)で被爆。当時の悲惨な被爆者の状況や、当時のご自身の大変な生活状況、そして国鉄退職後の被爆者運動に本腰を入れ、被爆者運動のこの間の流れ、国の対応等、今後の課題等についての貴重なお話がされました。
最後に、核拡散防止条約(NPT)再検討会議の代表団として派遣される皆さんが紹介されました。
ララコープからは井手会長、金田副会長、職員の原崎さん、藤井さんの4名、そして長崎県生協連の代表として派遣します長崎県立大学の春山 竣君と松田あすかさんが紹介され、各人それぞれの代表団メンバーとしての想いを話しました。若い学生の皆さんには、今後学んだことを多くの人に繋げていっていただきたいと思います。
代表団の皆さんの参加者 | ララコープ井手会長、金田副会長 |
長崎県生協連より代表派遣する長崎県立大学 春山君(左)と松田さん(右) |
ララコープ原崎さん(右)と藤川さん(左) |