県連トピックス

2019年役員研修

 2019年9月13日(金)~15日(日)に長崎県生協連役員研修が行われました。今回の参加者は12名、広島県生協連のご協力をいただき、公益財団法人平和文化センター常務理事、平和首長会議事務次長岩崎静二様、広島市安芸区山本秀樹区長様の参加でそれぞれの活動報告をしていただきました。

 
広島県生協連 高田専務 長崎県生協連参加者
岩崎静二様

 最初に公益財団法人平和文化センター常務理事、平和首長会議事務次長岩崎静二様より「核なき世界の実現に向けた市民社会の取り組み」の紹介があり、広島の原爆の実相、復興、世界の核兵器の保有状況、核兵器のリスク、各兵器禁止条約の採択、NPT再検討会議第3回準備委員会、平和首長会議の取り組み、市民との連携による平和の推進の報告を頂きました。

山本秀樹様

 次に広島市安芸区山本秀樹区長様より、昨年2018年7月の豪雨被害の安芸区における災害対応の報告をいただきました。まず危険個所が多い背景、土砂災害危険個所、当時の天気・降雨の状況、避難情報発令の推移、被害の状況、広島県内の災害ボランティアセンター設置状況、応急復旧状況、災害時に被害を最小化するには等の報告を頂きました。

高田公喜様

 最後に広島県生協連高田公喜専務理事様より、広島県生協連のVISION/MISSION(今後10年をめどに目指すべき方向性と課題、活動方針、西日本豪雨被害対応と支援活動として広島県の要請により広島県災害対策本部へ連絡員(流通専門家)1人を10日間派遣したこと、その他の活動として行政・協同組合間連携、渉外・広報活動、介護・看護の連携、平和活動、教育活動報告等を頂きました。

 その後、広島市安芸区山本秀樹区長様野先導で被害の大きかった安芸区上瀬野町(清山地区付近)を視察、普段では入れない場所に入れて頂き、更に現場責任者からの説明を受けました。最初に亡くなられた方々(60代の方1名と30代の母親と2人の小学生のお子さん)のご冥福を祈り黙禱を捧げた後、被害現場の状況と復旧の状況の説明を頂きました。

 

 2日目は世界遺産の宮嶋厳島神社と錦帯橋、岩国城を視察

 

 最終の3日目は平和祈念資料館、おりづるタワーを視察。今年オープンした平和祈念資料館は、被爆した方々の写真と遺品を繋げて展示、また被爆し生き残った方々のその後の苦しんだ人生を紹介するなど、これまでにない展示をされていています。

 

 その後、平和記念公園で、献花し、全員で黙禱致しました。

 

 参加者全員、改めて平和の取り組みを強化していこうとの決意で今回の役員研修を終えました。

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