県連トピックス
長崎県生協大会が開催されました。
会場内
2017年11月21日(火)10時~12時30分 セントヒル長崎で第47回長崎県生協大会が開催され、126名が参加されました。子供の貧困に対して長崎の現状を知り、地域の課題の一つとしてとらえ、問題へのかかわり方、取り組み方を考え、広がりにつながっていきたいという想いを込めて開催しました。
司会の生協ララコープ明戸理事 |
開会挨拶する県連本田会長 |
生協ララコープ明戸理事の司会で進行、まず長崎県生活協同組合連合会会長 本田 稔より挨拶があり、その後各会員生協30年永年勤続者の表が行われました。
永年勤続表所 |
表彰の様子 |
代表であいさつする生協ララコープ大久保さん
今年は30年永年勤続者が13名おられ、生協ララコープ寺下秀浩さん、辻真澄さん、詫摩孝一さん大久保竜さんが表彰状と記念品を授与され、代表で大久保竜也さんよりこの間の想い出や出来事を話していただきました。
長崎大学小西先生
その後今回のテーマである「子どもの貧困を考える」を長崎大学教育学部准教授の小西 祐馬 氏より“子どもの貧困―長崎県の現状から考える―”を記念講演としていただきました。
小西先生が実際に長崎でアンケートを取られて、まとめられたデータ等で説明をされました。
日本生協連山田氏
日本生協連組合員活動部山田浩史氏から「子どもの貧困」に関する研究会の提言と全国の生協の取り組みを報告し、今後の生協としての取り組み提言をいただきました。
グリーンコープ生協斎藤氏
その後各会員生協から活動報告をしていただき、グリーンコープ生協斎藤真理氏より「多重債務と生活再建相談事業」について、長崎大学生協伊熱田橋庄八専務より「大学生協の事業とブランド化商品」について、生協ララコープ詫摩孝一氏より「フードバンクと子ども食堂の取り組み」について報告がされました。
長大生協板橋専務 |
生協ララコープ詫摩氏 |
県連熊谷副会長
最後は、県連副会長熊谷弘信の閉会の挨拶で終了しました。
参加者からの声
普段生活をしているだけでは気づかなかった貧困の話を聞くことができて、とても勉強になりました。自分自身ももし夫に何かあれば、すぐに貧困に陥ってしまいます。誰にでも起こりうる事だと思います。社会全体での解決が必要になりますが、まず知って、声を皆であげていければと思います。とても勉強になりました。
参加者からの声
胸が締め付けられるような内容もありました、子どもの貧困とよく聞きますが、実際に周りで聞いたことはありません。しかし色々な要素が含まれているということを考えると、もしかしたら、すぐ近くの子どもがそういうつらい思いをしているのかもしれません。少しでも手を差し伸べられたらと心から思いました。子育て世代としてはとても興味深いテーマでした。今後の課題として、一人一人が何かできることから始めなければと強く思いました。まずは家に帰って子供を強く抱きしめたいと思う内容でした。
参加者からの声
長崎の貧困率がこんなにも高いことに驚きました。親の贅沢で、子供の食事がままならないということも聞きます。どんな理由にせよ、子どもの未来が見えない事は、少しでもなくしていくべきだと思う。子供の未来のために何ができるのか、考える機会になりました。他生協の活動を知ることができて良かったです。
参加者からの声
貧困について聞いたことはありましたが、疑問に思う点もあったので、詳しいことがわかり、助けられることがあれば、役に立てることがあれば、やりたいなと思いました。大変な事になっているなと思いました。 初めての参加でしたが、とてもいい勉強になりました。