県連トピックス
2013年 長崎県生協大会が開催されました
開会あいさつをする 県生協連 本田 稔 会長理事 |
11月19 日(火)午前10時00分より長崎県教育文化会館にて、長崎県生活協同組合連合会主催の長崎県生協大会が開催され、112名の参加がありました。
本田 稔会長理事による開会のあいさつの後、永年勤続表彰がおこなわれ、各生協より勤続30年を迎えた4名がその功労を称えて表彰されました。
講師の山下 勝也氏 |
その後本大会のメインプログラムとして「減災と自助を考える」と題した市民による防災学習会がおこなわれました。株式会社BCPエンタープライズ代表取締役社長 山下 勝也氏を講師に迎え、スライドショーの鑑賞や講話を通して災害に対する知識を整理し、「安きにありて危うきを思う」という居安思危の考え方や、防災情報との接し方、災害に備えた具体的な実践行動について、ご教授いただきました。
また、日本の危機管理に対する意識の低さを指摘されるとともに、今後の災害対策のあり方として「防災ではなく減災」との認識が必要であり、いまこそDNAを沸騰させ真剣に取り組むべき時であると熱く訴えかけました。加えて、長崎県や近隣の他県における有事の際の対応の基盤となるべき組織として生協が期待されることについても言及されました。日本各地で自然災害による被害が度重なる昨今、各自が災害に対する意識を改める機会となりました。
被災地でのエピソードに涙する参加者も見られた |
学習会後は会員生協より活動報告が行われました。グリーンコープ生協の山上 明美理事より独自の脱原発政策に基づく市民電力事業についての報告がありました。ララコープからは井手 こずえ副会長より東日本大震災支援の取り組みについて報告があり、さらに「福島の子ども保養プロジェクト(コヨット)」への他生協の協力を呼びかけました。
県内の各生協が集い理解を深める、よき交流の場となりました。