県連トピックス
2012ピースアクションinナガサキが開催されました。
8月7日・8日の2日間、長崎で2012ピースアクションが開催されました。テーマは「核兵器のない平和な世界を目指して、ナガサキの想いを未来へ」。参加は、全国の生協および地元生協から33会員生協・500名でした。
被爆から67年、2012ピースアクションinナガサキでは、長崎県生協連とともに、核兵器のない平和な未来を目指して、核兵器廃絶を求める被爆者やナガサキの想いを共有し、次の世代へ広げていくことを踏まえて企画しました。
(1)虹のひろば
銀屋町「鯱太鼓」
8月8日午後、長崎市公会堂ホールで開催しました。オープニングは、地元・銀屋町「鯱太鼓(シャチダイコ)」囃子方(ハヤシカタ)による長崎くんち奉納踊り「銀屋町鯱太鼓」の演奏でにぎやかに幕を開けました。
田上長崎市長
主催者あいさつに続いて、長崎市・田上富久市長より挨拶をいただきました。
土山秀夫さん
続いて、元長崎大学学長の土山秀夫さんより「ナガサキからのメッセージ」と題して講演いただきました。土山さんが設立に大きく関わった長崎大学核兵器廃絶研究センターの設立目的の話をはじめ、核兵器廃絶運動に精力的に取り組まれてきた経験などを踏まえ、核兵器廃絶に向けて市民ができることを参加者へのメッセージとして発信いただきました。
ピースチャイルドながさき&
劇団TABIHAKU
ピースチャイルドながさき&劇団TABIHAKU(タビハク)による音楽とおはなし「ふりそでの少女」を上演しました。戦争の悲惨さや核兵器の恐ろしさを子どもたちにも大変わかりやすく伝えていただき、全国の参加者に平和の大切さを学んでいただきました。
フィナーレで会場の皆さんと全員で合唱
(2)分科会
分科会は、8月7日~8日にかけて、佐世保基地めぐり、被爆の証言、フィールドワークなど延べ8分科会が取り組まれ、延べ285名の参加となりました。
フィールドワークは、「生協平和のまち歩き」と題して、原爆の碑や遺構を巡るコースを5企画実施しました。また、被爆の証言では、地元ララコープやグリーンコープの協力によりメッセージカード作成等もとりいれながら、2企画を実施しました。
被爆校舎を訪ねて
じっくり聴く被爆の証言
佐世保基地めぐりは、船から佐世保基地を見学する企画として実施し、全国や地元生協から66名の参加がありました。
大村湾(時津港)から船で出港し、浦頭に上陸後、引き揚げ記念館を見学しながら戦後の歴史を学び、さらに海上からは佐世保基地を見学しました。
以上