県連トピックス

「コ-プぼうさい塾」を開催しました。参加者には大好評でした。

2011,7,5 長崎県勤労者福祉会館・講堂

 さる7/5、初めての「コ-プぼうさい塾」を日本生協連・防災担当の亀山さんを講師に開催しました。

 参加者は8生協、1団体から60名の参加者があり関心の高さがうかがわれました。

 冒頭、本田県連会長は開会のあいさつで「東日本大震災で私たちは多くのことを学びました。私たちは災害を正しく理解し、自らの的確な判断の下で防災・減災行動がとれるように日頃から教育訓練を進めて行きましょう。本日の学習会が実りあるものとなるよう期待します」と述べました。

 続いて、亀山さんが講師となり、この間の阪神淡路の大震災の教訓や先の東日本大震災について直接現地に入って感じたことなど生々しい体験を話していただきました。

 そして、いよいよ7グル-プにわかれて、「災害が起きたら生き残るために、自分自身はもちろん家族や友人を守るためにどう行動しますか?」自分がすんでる町を仮定しての地図を囲んで避難所の位置、病院やお店、公衆電話など主要な場所を書き込みながら避難所に向かう想定や災害を具体的に仮想体験することで自分や家族を守り、隣近所や社会的な弱者といわれる赤ちゃんのいる家庭、障害をもった人がいる家族、高齢者の家族など共に助け合うことの大切さを学びました。

 そして、もっともっと自分のくらしている地域をよく知ることの大切さを学びました。

 さっそく今日の体験をもっとたくさんの地域で開催したいとの感想も聞かれました。

 なお、「ぼうさい塾」の終了後、県連防災対策会議が開催され、メンバ-の入れ替えも含めて体制強化を確認しました。そして、発災時の災害対策本部の立ち上げとその役割についても意思統一しました。

 なお、長崎県には、被災地からの転居者が81世帯178名にのぼっています。わたしたちに何ができるのか。これからも考え取り組んでいきたいと思います。

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